CAD/CAMソフト「PCBE」とはどんなソフト?

パソコンで仕事をしている男性

PCBEはCAD/CAMソフトの1つであり、基板パターン図作成のフリーソフトとして提供されています。フリーソフトなので誰もが気軽に利用することが出来ますが、ガーバーファイルへの出力などの本格的な製造依頼にも使うことが出来ます。

PCBEでは大部分の操作がツールバーにアイコンボタンで用意されていて、そこを使うだけで簡単に操作することが可能となっています。確認用の印刷はもちろん、版下印刷などをレイヤーを指定しつつ印刷することが出来ます。PCBEでは描画用の設定としていつでも自由を指定することが可能であり、この設定を用いることで初めての方でも使いやすいという特徴があります。

CAD/CAMソフトのPCBEのライブラリファイルはユーザで編集できる仕組みになっています。その編集にはパッドの形状も含まれます。追加や変更をするにも簡単なので効率を上げたい方にぴったりです。ユーザーが作成したライブラリについては、ホームページ上で公開されているので参考にすることが出来ます。最大で64層のレイヤを設定することができ、多層基板を作成する際にも使いやすいと言えるでしょう。長さの単位はミリとインチの両方に対応しています。ブロック単位でコピーすることが可能なので、何度も作成する際にも簡単です。

PCBEはインストールするとすぐにでも使うことが出来ます。しかし、初期設定を工夫しておくことによって一層使いやすくなる仕組みを持っています。特に重要となるのがグリッドピッチです。グリッドピッチは部品を配置したり、描画をしたりする際の間隔のことを言います。PCBEでは初期設定の段階でグリッドピッチを決めておくことが出来ます。自分の作成する基板に合わせてピッチを調整しておくことにより、作成の効率を大幅にアップさせることが可能です。

レイヤの設定も柔軟に変えることが出来ます。LayerDefの部分の名称を変えるだけなので、変更の仕方も比較的簡単といえるでしょう。自分が用意した専用の部品ライブラリファイルを用意出来ることも大きな特徴です。基板の作成に慣れていくと同時にライブラリの増殖を進めていくことが出来ます。この仕様によって、使えば使うほど使いやすさが増していくようになっています。PCBEは確認印刷を利用することにより、配色などに間違いがないか確かめることが出来ます。余白部分を細かく設定することも可能なので、柔軟な印刷が出来るというメリットがあります。